プロデューサーという業務(4月1日~工事開始まで)

今回の「いえつく6」は下記の体制で行う事にきまりました。

工務店が決まった後、鈴木工務店さん、施主、いえつく、3者で、プロジェクトの予算の調整をしました。地震の影響、予算の変更もあり、実際に工事がスタートしたのは、6月10日なので、2ヶ月強はこの調整期間でした。

設計者の仕事は、工事に問題が起こらないよう、設計者の意図通り工事が行われるよう正確な図面を描く事、そしてその図面通りに施工されている事を監理する事だと僕(Yoshi)は理解しています。言葉にするのは簡単ですが、

  • 図面が完全に読めない施主と共通のゴールイメージを描く事に対する諸事
  • 図面で描かれている事が、施工者と設計者の間で意識のズレがないかどうかを何回も繰り返し確認する作業
  • 実際に施工者とのズレがあった場合の対応
  • 地道で細かい調整業務がたくさんあります。僕(Yoshi)は建築学科卒ですが、設計のセンスが無いおかげか、広告業界にいてほんとに良かったと日々思っています。

    よく、「いえつく」で僕は何をやってるのか?と質問を受けますが、「いんちきプロデュサー」だと答えています。いんちきという言葉が、謙遜なのか真実なのかは、他のメンバーが評価する事なので、そこはおいておき、例えば「いえつく6」の場合に何をしているかというと

  • 新店舗での、新しい働き方の検討
  • ビューティ岡本は、どんな会社なのかを明文化
  • 新店舗の集客プランを検討
  • いろいろやっているんです(笑)。
    *図の赤線で囲われた部分がプロデューサーの仕事

    おそらくですが、この規模のプロジェクトの場合、僕が今回やっている業務は、おそらく設計者か施主どちらかがやっている事が多いんだと思います。実際、水野と共同でこの業務を進めています。建築家の業務について、詳しく知りたい方は、水野の元上司、日建設計の山梨知彦「20代でみにつけたい、プロ建築家になる勉強法」を読んでみてください。僕も読みました。

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